児童養護施設が舞台の新ドラマ『明日、ママがいない』1月スタート

 2014年1月に日本テレビ系で新ドラマ『明日、ママがいない』(毎週水曜22時~)がスタート、主演に芦田愛菜、共演に鈴木梨央が決定した。このドラマは、様々な理由で親と離ればなれになり、親の愛情を失ってしまった子どもたちが、児童養護施設で生活しながら施設の厳しい規則や世間からの冷たい視線にめげることなく立ち向かい、幸せをつかみ取ろうと懸命に生きる様が描かれる。

 本作の舞台は、全国で約600件、生活する児童の数は3万人を超えると言われる児童養護施設の1つ「コガモの家」。このグループホームに一時的に預けられるために訪れた少女・真希(鈴木梨央)は、様々な痛みを抱えた子どもたちに出会う。中でもリーダーとして君臨する“ポスト”と呼ばれる少女(芦田愛菜)は、親を失った過去を持ちながら、ひときわ強く、たくましく前を向き、光を放っていた。さらに、ポストと親しい“ピア美”、“ボンビ”と呼ばれる少女たちと出会う真希。お互いをそれぞれの境遇にちなんだあだ名で呼び合う彼女たちの表情に、なぜか悲しみの色は無い。ポストは、鋭い眼差しで「私たちは親からもらったものは全部捨てた。過去も、名前も」と、親を思い続けていても幸せになることはない、過去を捨てなければならないと諭すが、真希は自分だけは必ず母親が迎えに来てくれると信じて疑わない。しかし、真希は、ある日施設を訪れた母親に「もう一緒にいられない」と言われてしまう。それでも気丈に振舞おうとする真希に対して、ポストはある行動に出る……。

児童養護施設の子どもも対象=消費増税に伴う現金給付-厚労省

   厚生労働省は21日、2014年4月に消費税率を8%に引き上げる際、負担軽減策として低所得者に現金を支給する「簡素な給付措置」の概要をまとめた。支給対象者を判断する基準日を14年1月1日に設定し、対象者はこの日に住民登録している市町村から給付を受ける。児童養護施設などで暮らす子どもは原則全員を支給対象とするほか、住民登録先とは別の市町村で暮らす配偶者暴力(DV)被害者も受け取れるよう配慮する。  簡素な給付措置は、生活保護受給者らを除く市町村民税均等割の非課税者約2400万人が対象。支給額は1万円が基本だが、年金や児童扶養手当などの受給者約1200万人は支給額を上積みし1万5000円とする。(2013/11/21-20:31)