生後4カ月の娘に暴行「ストレス発散」 容疑の父親逮捕

朝日新聞デジタル 2014年11月25日

生後4カ月の長女に暴行して意識不明に陥らせたとして、北海道警は25日、札幌市西区西町北2丁目、無職宮本俊幸容疑者(26)を傷害の疑いで逮捕し、発表した。宮本容疑者は「ストレスを発散するためにほぼ毎日やった」と供述しているという。
発表によると、宮本容疑者は7~8月、自宅で長女の頭部を殴るなどし、脳を損傷させた疑いがある。意識不明になった長女を8月5日に妻(22)と2人で病院に連れていき、病院が同6日に市児童相談所に通報した。
札幌西署の説明では、宮本容疑者は妻、長女と3人暮らし。6月下旬に建設関係の仕事を辞めた後、暴行が始まったとみられるという。

昨年度の虐待受けた障害者2600人、厚労省調査

TBS系(JNN) 2014年11月26日

今年3月までの1年間に、家族や福祉施設の職員などから虐待を受けた障害者が全国でおよそ2600人にのぼることが、厚生労働省の調査でわかりました。うち3人は死亡しています。
厚労省によりますと、2013年度に都道府県や市町村が把握した障害者への虐待件数は2280件で、虐待を受けた障害者は2659人でした。そのうち、家族などから虐待を受けた人が最も多く1811人で、福祉施設の職員らから虐待を受けた人も455人いました。このうち去年11月、千葉県・袖ヶ浦市にある知的障害者らの施設で、入所していた当時19歳の少年が職員に暴行されるなどして死亡するなど、あわせて3人が死亡したということです。
1年間を通しての調査は今回が初めてで、厚労省は、「今回の結果を分析して虐待防止につなげていきたい」としています。

バツイチ子持ちで就活! 母子家庭ママが仕事を探す方法3つ

アメーバニュース 2014年11月25日

【ママからのご相談】
小学生と5歳児の子を持つバツイチママです。離婚して3か月、今は実家に居候中です。そろそろ実家を出て、親子3人で暮らさなくてはと思っていますが、幼い子を2人抱えながら、仕事探しもままなりません。将来を見据え、子どものためにも一刻も早く就職したいです。

A. 自立支援に取り組んでいる公的機関を上手に利用しましょう。
ご相談ありがとうございます。ママライターのうぇぶりんです。
私自身、2人の子どもを持つ、バツイチママです。母子家庭になったときの経験も踏まえて、アドバイスさせていただきます。
現在、母子家庭や父子家庭などひとり親世帯のために、公的機関がいろいろな自立支援をしています。相談窓口の設置から補助金や給付金まで、資格取得や就職活動支援など、さまざまです。一人で悩まず、そのようなシステムを上手に利用しましょう。

●母子家庭ママの仕事探しポイント3つ

(1)一見遠回りに見えても、何らかの資格を身につけることが就職への近道
やみくもに仕事を探そうとするより、資格や技能を身につける方が、就職の近道になることがあります。とはいえ、ひとり親の場合、生計を立てながら資格取得の勉強をするのは大変です。そんなとき、ひとり親世帯に心強い制度があります。
それは、『自立支援教育訓練給付金事業』です。
簡単に言うと、ひとり親の母親または父親が、対象の教育訓練講座を受講し、修了した場合、経費の2割(上限10万円)を支給してもらえるというものです。
子どもの年齢が20歳未満であることや児童扶養手当の支給を受けていることなど、いくつかの条件をクリアすれば、一部給付してもらいながら、美容師、理容師、調理師などの資格取得に向けての勉強ができます。
ただし、資格を取れるかどうかは自分次第! 何より、「○○になる!」という目標を持つことで、前向きの人生を送れるようになるのではないでしょうか。

(2)公的制度を賢く利用! 生活負担を軽減しながら本格的な資格を目指す!
今の時代に求められている職業に、看護師や介護福祉士などがあります。高齢化社会になり、ますます需要が高まる分野です。しかし、これらの資格を取得するためには、少なくとも2年、養成機関に通う必要があります。
母子家庭世帯が、自力で生計を立てながら学校へ通うのはとても大変なことです。そこで、『高等技能訓練給付事業』を利用することを考えてみてはいかがでしょう。
『自立支援教育訓練給付金事業』同様、いくつかの条件はありますが、それをクリアすれば、月額70,500円から支給されます。
母子家庭歴1年、10歳の女の子のママ、一美さん(仮名)は、非課税世帯として、月々10万円の支給を受けながら看護学校に通い、准看護士を目指しています。今は実家で母親と暮らしていますが、必ず資格を取って娘さんと2人で暮らす日を目標に頑張っています。

(3)お仕事探しは子連れでOK!
ハローワークにも、子連れママに優しい窓口があります。それは、『マザーズハローワーク・マザーズコーナー』です。仕事についていないと、子どもを保育園に預けることはできません。つまり、子連れで就職活動するしかありませんよね。
そんな母親たちのために、『マザーズハローワーク』では、キッズコーナーを設置しています。安心してゆっくり仕事を探したり、就職相談したりできますよね。今後ますますこのような環境が整ってくるでしょう。
母子家庭でもあきらめることなく、自分の納得いく仕事を探していきましょう。

(ライタープロフィール)
うぇぶりん(児童英語講師)/旅行代理店にて、10年間、渡航手続き業務や国内及び海外旅行カウンターでの業務に従事。出産を機に退職した後は、司会の勉強をし、50組の結婚式や披露宴を担当しました。現在は自宅で児童英語教室を開いています。上の子も20歳になり、子育てもひと段落。子育てや仕事など、自分の経験を生かした記事をどんどん書いていきたいと思っています。

年収の高い女性の職業はこれだ! 衝撃の給料ランキング

オーヴォ 2014年11月25日

冬のボーナスや景気、GDP、消費税増税……この時期何かと「お金」にまつわる話題が多い。そこでこの際、別冊宝島『日本人の給料大辞典』で「他人の給料」を確かめちゃおう。
厚生労働省の「平成25年賃金構造基本統計調査」によると、男女間の賃金水準は、男性を100とした場合、女性は71.3。以前と比べると格差は少しずつ縮小しているものの依然として日本の女性の賃金水準は低く、男女間格差は、先進国の中で日本が最大となっている。編集部が複数のデータから女性の職種別平均年収を算出して、上位10職種をランク付けしたところ、以下のような結果となったらしい。
1位 弁護士(約1201万円)、2位 大学教授(約1017万円)、3位 医師(約884万円)4位、大学准教授(約806万円)、5位 パイロット(約805万円)、6位 公認会計士/税理士(約730万円)、7位 記者(約698万円)、8位 大学講師(約657万円)、9位 高等学校教員(約602万円)、10位 歯科医師(約573万円)

この10職種はどれも簡単に就ける仕事ではなく、労働者数に占める女性の割合も決して高くない。そこで一般的に多くの女性が就いている職業の中で年収が高いものをランキングしたのが以下。1位 薬剤師(約519.5万円・約3.6万人)、2位 システム・エンジニア (約498.6万円・約4.7万人)、3位 看護師(約473万円・約49.2万人)、4位 准看護師(約398.2万円・約15.8万人)、5位理学療法士・作業療法士(約383.2万円・約5.3万人)、6位ケアマネージャー(約356.2万円・約5万人)、7位 保険外交員(約355.5万円・約15.2万人)、8位 栄養士(約338.4万円・約6.2万人)、9位 幼稚園教諭(約330万円・約6万人)、10位 保育士(約309.1万円・約22万人)
やはり資格の違いが年収でも大きな差になって現れてくることがわかる。さて、あなたはどの辺にいる?

6歳未満女児の脳死判定、臓器提供へ 国内2例目

アピタル(医療・健康) 2014年11月23日

脳死の子ども(6歳未満)からの臓器提供の流れ

日本臓器移植ネットワーク(移植ネット)は23日、順天堂大付属順天堂医院(東京都文京区)に入院中の6歳未満の女児が臓器移植法に基づいて脳死と判定され、臓器提供の手続きに入ったと発表した。脳死と判定された6歳未満の子どもからの臓器提供は、2012年6月の富山大病院の男児以来2人目。
移植ネットによると、女児が脳死と判定されたのは23日正午。心臓は大阪大病院、肺は京都大病院でそれぞれ10歳未満男児に、肝臓は京大病院で10代女性に、腎臓は都内の2病院で成人男女に移植される予定。摘出手術は24日に行われる。膵臓(すいぞう)と小腸の移植は医学的理由で断念された。
女児は順天堂医院に病気で入院していたが「低酸素脳症」と診断された。脳死とみられる状態になり、21日午後2時42分、病院が移植ネットに連絡した。移植ネットはコーディネーターを派遣。家族は同日午後3時19分に脳死判定と臓器摘出の承諾書を移植ネットに出した。女児本人の意思表示はなく、治療を受けるなかで家族から「臓器提供ができるのか」と問い合わせがあり、事前に一般的な説明を3回計4時間受けていた。提供は父母ら親族6人の総意という。
6歳未満だったため、2回の法的脳死判定は、通常の6時間でなく24時間以上あけて実施された。1回目は21日午後3時26分~同6時で、2回目は23日午前10時~正午だった。判定は院内の医師3人が行い、外部から専門医の派遣は受けなかった。
15歳未満からの脳死臓器提供を可能にした10年7月本格施行の改正臓器移植法では、虐待を受けた疑いのある子どもからの臓器提供は認めていない。今回、病院は児童相談所へ確認した上、院内の虐待防止委員会でも虐待の疑いは無いと判断したという。
両親は移植ネットを通じて「とても心の優しい子でした。臓器提供という形で病気に苦しむお子さんを助けることに、きっと賛同してくれると信じています」とするコメントを出した。
15歳未満からの脳死臓器提供は今回が6人目。1997年の臓器移植法施行後の脳死臓器提供としては296人目。

両親のコメント全文
臓器提供する女児の両親は23日、日本臓器移植ネットワークを通じて、コメントを発表した。全文は次の通り。
私どもはこれまで娘の回復を期待し見守って参りましたが、つらく長い時間を経て、残念ながら脳死状態であり、回復の見込みがもはやないことを受け入れるに至りました。向かう先は死、という状況の中、臓器提供という道を選択した理由は以下の通りです。
娘は進んでお手伝いをしたり、困っている子がいれば寄り添って声をかけてあげるような、とても心の優しい子でした。臓器提供という形で病気に苦しむお子さんを助けることに、娘はきっと賛同してくれると信じています。こうして娘が短い人生の最期に他のお子さんの命を救うことになれば、残された私どもにとっても大きな慰めとなります。
そして、もし我が子が臓器移植でしか助からない疾患を持って生まれてきていたら、私どもも臓器提供を必死に待ち望んだことでしょう。しかし臓器提供をする人があらわれなければ、それはかないません。人はいつどちらの立場に立つか分からない。だからこそ、娘は今、臓器提供が可能な立場にいるのであれば提供しよう、と考えました。
これまで全力で治療して下さった医師の皆様、愛情をもって娘を日夜お世話して下さった看護師の皆様、この困難な時期に私ども家族を支えて下さった多くの方々に、深く感謝申し上げます。そして、娘の臓器を受け取って下さる方々の回復を心よりお祈りいたします。