「子育て世帯臨時特例給付金」給付…6月分児童手当受給者対象

リセマム 2015年4月14日

厚生労働省は平成27年度「子育て世帯臨時特例給付金」の概要を公表した。対象は平成27年6月分の児童手当を受給される人で、対象児童1人に付き、3,000円が支給される。申請先は市区町村になる。
「子育て世帯臨時特例給付金」は、消費税率値上げの影響などを考慮し、子育て世帯に対し臨時特殊的な給付措置として支給される。対象は平成27年6月分の児童手当の受給者。支給額は対象児童につき3,000円。ただし、特例給付(児童手当の所得制限額以上の人に、児童1人あたり月5,000円を支給している場合)受給者は対象にならない。
申請は、平成27年6月の児童手当を受給する市区町村で行う。具体的な申請方法や期間は国と在住する市区町村から順次知らせる。
厚生労働省は平成27年度の「子育て世帯臨時特例給付金」と、住民税が課税されていない人が対象の「臨時福祉給付金」の2つの給付金の特設ホームページを開設し、詳しく説明している。また、給付金の振り込め詐欺や個人情報の詐取にも注意を呼び掛けている。

高齢者施設:17%が虐待 職員不足するほど多く

毎日新聞 2015年04月14日

全国の介護施設や療養病床など高齢者が入る施設のうち、17%の施設で虐待があったと認識していることが、NPO法人「全国抑制廃止研究会」(東京)の調査で分かった。職員が不足するほど虐待が多くなる傾向も出ている。
調査は今年1〜2月、全国の特別養護老人ホーム(特養)など計約3万5000施設を対象に調査票を配布。虐待に関しては8988の施設が回答した。
過去3年間に施設内で虐待があったかどうか、未確認のケースも含めて尋ねたところ、461施設が「あった」、1049施設が「あったと思う」と回答。合計で17%に当たる1510施設が認識していたことになる。(共同)

幼稚園プール事故 元園長の無罪確定(神奈川県)

NNNニュース 2015年04月14日

4年前、神奈川県大和市の幼稚園で当時3歳の男の子がプールで溺れ、死亡した事故を巡る裁判で、無罪が言い渡された元園長について横浜地検は控訴を断念した。これにより元園長の無罪が確定する。  2011年7月、大和市の西山学園大和幼稚園のプールで、当時3歳の伊礼貴弘ちゃんが溺れて死亡した事故を巡って、横浜地裁は先月、業務上過失致死罪に問われた元園長の西山淳子被告(67)に、「西山被告が担任に指導していたら事故が回避できたとは言えない」などとして無罪判決を言い渡した。  この判決について横浜地検は14日、「原判決の判断を覆すことは困難」などとして控訴を断念すると発表した。無罪判決を覆す新たな証拠がないことが理由とみられる。これにより、西山被告の無罪が確定する。

Googleの採用担当が明かす、逸材を採用する4つの法則とは「面接は複数で行う」

Ameba News  2015年04月13日

世界で年間200万人を超える応募者が集まるというGoogle。その中から採用に至り、晴れて「Goolers(グーグル社員)」となれるのは数千人。応募者1人1人が所属部署の責任者と所属チーム、採用担当チーム、そしてCEOのラリー・ページによる面接を受け、1つのポジションにつき、約6週間かけて選ばれるそうです。
Googleの採用担当責任者が語る、殺到する応募者の中から「これは」という逸材を採用するための、4つの法則をご紹介します。

1.基準は高く設け、妥協しない
「採用活動を始める前に、まずどんな素質を持っている人材が欲しいのか、何を評価するのかをはっきりさせます。コツとしては、自分より優秀な人しか雇わない事です。」とGoogle社上席副社長・採用担当のラズロ・ボック氏が著書の中で語っています。
これは役員や専門技術職だけでなく、社内の全ての職務に当てはまること。仮に事務アシスタントを雇うのであれば、ただ電話対応と会議室の予約が出来る人を選ぶのではなく、自分よりもスケジュール管理や仕事の優先順位を決めるのがうまい人を見つけるのです。
「絶対に妥協してはいけません」とボック氏は語ります。

2.人材探しは自分たちで
Google社は、例えば全く新しい国に参入する場合などの例外を除き、採用を全て自社で行っています。過去には転職エージェントを利用した事もありましたが、現在は現役Google社員のネットワークを駆使することによって才能のある人材を発掘しています。
LinkedIn、Google+、同窓会名簿や職能団体も活用すべきとのことです。

3.面接は複数で行う
採用活動は1人だけでなく複数で行うことで客観的に判断できる、とボック氏は語っています。「面接にはその部署の長や人事部だけでなく、その人の部下や同僚となる社員も参加させ、彼らからの評価も採用基準に含めます。
さまざまな立場の人たちを含む事で公平な判断をするためです。」また採用後も、面接時に書かれた評価を見返し、実際の仕事ぶりと比較させます。これにより、採用する側の人材を評価する力をより洗練させることが出来るのだそうです。

4.入社するメリットを伝える
元上級副社長のジョナサン・ロゼンブルグ氏は、かつてはGoogle社員200人の履歴書を常にオフィスに保管していました。内定後、入社を迷っている人にはこの履歴書の束を見せ、「君は、この人たちと働けるんだよ」と話したそうです。
そこにはJavaScriptの開発者からオリンピック選手まで、ありとあらゆる分野のエキスパートたちばかり。わざと優秀な人の履歴書だけを見せたのですか、と聞かれることもよくあったそうですが正直な答えは「ノー」。
「なぜこの会社で働く事、その仕事をすることが大事なのか。素晴らしい人たちと仕事ができる。それを応募者に肌で感じてもらう事が大事なのです」。