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明日、ママがいないは、他人事?

 視聴率は、10%以上をキープしています。

視聴率の推移
第1話 14.0% 第2話 13.5% ↓ 第3話 15.0% ↑ 第4話 13.1% ↓ 第5話 11.6% ↓ 第6話 11.5% ↓ 第7話 11.8% ↑

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ドラマ「明日、ママがいない」についてのアンケート

  • 良いドラマです。観る価値あり。(肯定派) (84%, 156 アンケート)
  • 普通にドラマとして観ています。(中立派) (9%, 17 アンケート)
  • 放送に対する姿勢がよろしくない(否定派) (5%, 10 アンケート)
  • 観ていません。(途中で視聴止めた含む) (1%, 2 アンケート)

総投票数: 185

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 仮に、第6話のような雰囲気で第1話が始まり、過去を回想するシーンの中で、あの第1話のシーンを盛り込んでいくストーリー展開にしていたら、きっと、これほどまでの騒動には発展しなかったでしょうね。
 このドラマには、施設内虐待、里親制度、身体障害、いじめ、音楽教育資金、子どもの死別、離婚、差別意識、トラウマなどなど、社会問題が次から次へと詰め込まれています。そして、前回までの流れから察すると、教師妻の精神疾患あるいは人格障害、ドンキの多重人格が予測出来ます。
 一つ一つが軽く扱うことの出来ない重いテーマですが、益々、このドラマのジャンルが分からなくなってきました。第1話とのギャップが色濃くなってきています。なぜ、第1話の雰囲気が必要だったのか不明です。
 また、これだけ社会問題がてんこ盛りだとイントロダクションで提示されている主張のメインテーマ性が弱くなってしまうのではないかと危惧します。
 そろそろ放送が始まります。今回も、指摘事項や不自然さをチェックしていきます。当サイトは、一貫性を貫きたいので、最終話まで、この形式で生かせていただきます。

・アットホーム的な雰囲気で始まった。
・まだ、子どもを「お前」呼ばわりしている施設長。
・施設長をフォローする子どもたち。
・「愛する人の顔を思い出せれば思いとどまれる」との施設長の台詞があるが、第1話との整合性が感じられない。
・「ポスト」と呼ぶのは、継続中。
・スポンサーCMなし。
・母親が直接幼稚園に会いに来た。連れて帰ったようだが、手続き上ありえない。
・寄付者を明確にして経済的根拠を表したらしい。
・児童養護施設の高校生の進路については、難しい課題点があるため軽く取り扱われてはいけない。
・父がピア美を「なおみ」と本名で呼んだ。
・子どもが親元に戻ることを家庭復帰と言うが、児童養護施設に措置されている場合、手続きが必要です。
・子どもの引き取りに児童相談所が関わっていないことは不自然。措置権者は、自治体の長であり、その窓口である児童相談所が、措置会議にて決定する事項です。
・ドンキが実母ではなく里親候補を選択するシーン、現実の世界では手続き上、様々な手続きを要するが、これが、ドラマの醍醐味であるでしょう。

 結局、7話のドンキの症状を受け流してしまった。現代社会が抱えている様々な事案をてんこ盛りにしているドラマ脚本、制作手法の一つとは理解できますが、それぞれが中途半端な取り扱い方であるが、第8話後半のこのドラマのメインテーマのシーンへと持って行くために、どうしても必要な事だったのか?

 これまでのドラマ内容を復習したい方は、下記サイトがお薦めです。台詞を殆どコピーされています。その努力に脱帽です。
どらま・のーと

日テレ「明日ママ」第8話 前回と変わらず11・8%

スポニチアネックス 2014年3月6日

 物語の舞台となった児童養護施設の描写などをめぐり、放送開始直後から賛否両論が巻き起こった人気子役の芦田愛菜(9)が連続ドラマ単独初主演を務める日本テレビ系「明日、ママがいない」(水曜後10・00)の第8話が5日に放送され、視聴率が11・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが6日、分かった。
 初回14・0%、第2話13・5%、第3話15・0%、第4話13・1%、第5話11・6%、第6話11・5%、第7話11・8%と推移し、第7話からは変わらず。8話までの平均は12・8%となっている。
 同ドラマをめぐっては初回放送翌日から親が育てられない子どもを匿名で受け入れる“赤ちゃんポスト”に預けられた主人公のあだ名を「ポスト」としていることや、施設の職員が子どもに暴言を吐いたり、ペット扱いする場面があるなど、全国児童養護施設協議会など複数の団体から内容改善の要望が入った。騒動の影響でスポンサーがMC放送を取りやめなどの措置も続けている。日本テレビ側は取材不足を認め、「子供たちに配慮していく」と改善を表明したものの、子どもたちのあだ名の使用などは継続されている。
 一方「あくまでフィクション」「問題提起になっている」「子役の演技が素晴らしい」などとドラマを擁護する意見もあり、賛否両論が広がった。
 芦田のほかには、同じく施設に預けられる子どもを演じる鈴木梨央(8)のほか、施設長役の三上博史(年齢非公表)、施設の職員役の三浦翔平(25)、児童相談所の職員役の木村文乃(26)、城田優(27)鈴木砂羽(41)らが出演している。
 第8話は、ポストが担任の朝倉(吉沢悠・35)の家に通い、亡くなった娘の愛として朝倉の妻・瞳(安達祐実・32)をともに過ごすようになる中、ドンキ(鈴木)が突然腹痛を訴えて倒れる。最近、ドンキの様子がおかしいと感じていたポストはそのことをドンキに指摘し、その真意を聞き出す。ドンキが川島(松重豊・51)、美鈴(大塚寧々・45)夫妻と本当の親子のように過ごすようになったある日、実母の涼香(酒井美紀・36)がコガモの家に現れる。やがてピア美(桜田ひより・11)のコンクールの日がやってくる。本番直前、ポストはピア美に予選に父親の鳥羽(別所哲也・48)が来ていたことを告げて…という展開だった。
 賛否両論が巻き起こった同ドラマは次週で最終回を迎える。