厚生労働省/要指導医薬品を指定/25品目のネット販売が禁止に

日本流通産業新聞 2014年4月14日

 厚生労働省は4月4日、改正薬事法で新設し、ネット販売を禁止する要指導医薬品に該当する25品目を指定した。医療用医薬品からの転用から間もないアレルギー用鼻炎薬や中性脂肪異常改善薬、劇薬指定されている性機能障害改善薬などが含まれている。
 厚労省は市販期間が短く安全性評価が確立していない商品を要指導医薬品に移し、ネット販売を禁止する方針を示していた。要指導医薬品として指定された25品目のうち、劇薬5品目は無期限にネット販売を禁止する。その他の20品目は、市販開始から原則3年の安全性評価期間が終わればネットでも販売できるようになる。
 要指導医薬品に指定された中には、花粉症などのアレルギー用鼻炎薬の「アレジオン10」や「アレグラFX」など売れ筋商品も含まれている。

有毒の野草食べ男性が食中毒

新潟日報モア 2014年4月13日

 県は13日、有毒植物のヒメザゼンソウを食べた魚沼市の50代男性が、口やのどがしびれる食中毒の症状を発症したと発表した。男性は現在、回復している。
 魚沼保健所によると、50代男性が12日に魚沼市内の山林で、食用のウルイと間違って採取し、ゆでて食べた。

日本は何位にランクイン? 海外サイトが報じた「世界でもっとも安全な国・ベスト10」

Pouch[ポーチ] 2014年4月13日

 世界有数の「治安のよい国」として名高い、日本。「女性ひとりでも夜道を歩ける」とか、「自動販売機を置いても破壊or強奪されない」などということに驚く外国人もいるといいます。
 そんな日本以外にも、安心して暮らせる国は世界にいろいろあるみたい。今回は海外サイト「OMGTens」から、「世界で安全な国トップ10」をご紹介します。第1位に輝いたのはどの国!? そして日本の順位は……!?

第10位 シンガポール
 小さな小さな国だけれど、貿易や交通の拠点として機能するシンガポール。「ガムを路上ではいたら高額罰金」などといった強力な法律のおかげもあり、街のキレイさは世界最高クラス。日本を除くアジアで、もっとも安全な国といえます。ジュロン・バード・パークやセントーサ島、ナイトサファリなど見ごたえある場所も多数。

第9位 フィンランド
 世界トップクラスの安定感。経済は強力で統治は完璧、それゆえにとても安全なのです。しかも、敵らしい敵がこの国には存在しません。とくに北部エリアは自然の世界で、もちろん超安全。夏の間を過ごすのにピッタリだし、他の国から来て永住するという人も多くいます。

第8位 カナダ
 NATOの多国籍軍に兵を送って他国のいざこざに巻き込まれることもあるけれど、テロの危険性はわりと低く、安全な生活を送ることができます。なによりカナダのビーチは魅力的。安全なビーチの景色って、とてもよいものなんです。

第7位 日本
 ものすごく伝統があり、高度な文化をもつ国。外国からたくさんの人がやってくるけれど、それでもちゃんと独自の文化を守っています。そしてそんなふうに人がたくさん外国から来るのは、生活していろいろなことを楽しむのに安全だからだといえるでしょう。暴力犯罪については厳しい法律があり、発生率は本当に低いのです。夜も明るいモダンな場所と、火山などの自然にあふれた場所、その両方をいちどに楽しめるところも魅力。

第6位 スウェーデン
 湖や手付かずの森などが満載、美しい風景にとても恵まれた国です。冷涼な気候のうえに山も多いので、真夏でもスケートが楽しめたりします。ただ気温はさほど低いわけではなく、ストックホルムやヨーテボリなど主要都市も治安よし。旅行客にとっては天国のような国です。

第5位 オーストリア
 世界でもっとも風光明媚な国のひとつ。冬には山でスキーを楽しめます。スキーの道具をそろえるのもとっても簡単。名作映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台としても有名です。

第4位 アイスランド
 国全体に火山があり、また活火山があるので噴火を見て楽しむこともできます。美しい氷河と雪におおわれた山々の眺めはもう、最高。2009年に経済が破綻状態に陥りましたが、現在は回復しており治安のよさもこうしてふたたびランク入りするようになっています。

第3位 ノルウェー
 世界でもトップクラスに安全な国。豊かな国であり、長い歴史もあります。愛すべき寒さもこの国の代名詞で、冬にはマイナス40度にまでなりますが、夏はおだやかですごしやすさ抜群です。有名なビーチも多々あります。

第2位 デンマーク
 人口の少ない、小さな国です。かつては犯罪やテロの問題に直面しましたが、その後、ふたたび世界屈指の治安のよい国に戻りました。首都でも、伝統的なモノを数多く見ることができます。

第1位 ニュージーランド
 世界でもトップクラスの安全な国。驚くほどすばらしい景色ばかりです。文化的にも豊かで、旅行しに行く価値があります。厳格な刑事司法制度があり、犯罪はほぼゼロで、犯罪発生率も最小レベルです。

 いかがでしたか? スウェーデン、ノルウェー、デンマーク……上位には北欧の国々が圧倒的に多くランクイン! たしかに自然が豊かで治安もよく住みやすいイメージはありますね。
 しかし、あくまでこれは一人の記者によって作られたランキング。なんで北欧諸国のなかでフィンランドだけちょっと低いの、とか、ビーチの話が多いね、とか、突っ込みどころが多々ある気がしないでもない……。
 また記事のコメント欄には「ニュージーランドは児童虐待や殺人の割合が増えていて暴力的な社会になってきている」「『安全』という言葉を書くなら、どういう定義で使うのかを明確にすべき」などの声も。
 このランキング結果、皆さんはどう思いますか?
 参照元:OMGTens
 執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch

林文子さんに学ぶ「働く力」の磨き方
「たとえ嫌な上司にでも、自分の思いを相談すること」

日経ウーマンオンライン 2014年4月14日

 仕事でもプライベートでも、自分らしく輝き続けたいと願う女性のための学びと出会いの場「日経WOMAN Networking フォーラム2014」が2014年5月24日(土)に開催されます。今回もグローバルに活躍するトップランナーや各界を代表する方々が登壇。自分らしく働き続けるためのキャリア戦略などについて熱く語っていただきます。そこで、フォーラムの前に、登壇者の一人、横浜市長の林文子さんに「『働く力』の磨き方」について伺った記事を紹介します。
 「男性と同じように責任のある仕事をしてみたい」。女性の社会進出が珍しかった時代からそんな思いを抱いていたという林文子さん。
 男性社会のなかで孤軍奮闘し、「悔しい思いもたくさんした」が、営業やマネジメントで着実に実績を重ねることで、活躍の場を獲得。フォルクスワーゲン、BMW、ダイエー、日産自動車と、スカウトされた企業で次々と手腕を発揮し、成果を出してきた。
 そんな林さんが自らのキャリアを意識したきっかけは、ダイエー会長時代にウーマン・オブ・ザ・イヤーを受賞したこと。
 「それまで戦略的に何かを目指してきたわけではなかったけれど、キャリアクリエイト部門で賞をいただいたことが気づきになり、自分の経験や思いを伝えることで働く女性の役に立ちたいと考えるようになりました」
 09年に横浜市長に就任後、真っ先に取り組んだのは待機児童問題。全国最多だった保育所の待機児童数を「ゼロにする」と掲げ、あの手この手で受け入れ枠を拡充し、13年4月に達成。民間企業で培った経営感覚で目標数字を明確にし、現場の声にきめ細かく対応したことが成功の要因となった。
 「最後はやはり人の力。本気度を示す情熱と覚悟が人を動かすのだと改めて実感しました」
 キャリアに迷う女性たちには、「たとえ嫌な上司にでも、自分の思いを相談すること」とアドバイス。「上司や先輩からすれば、頼られるのはうれしいもの。殻に閉じこもらず、心を裸にして自分をぶつけてみれば応えてくれるはず」

 46年生まれ。都立青山高校卒業後、東レなどを経て、77年ホンダの販売店に入社。03年BMW東京社長、05年ダイエー会長兼CEO、08年日産自動車執行役員、同年東京日産自動車販売社長などを歴任。09年に横浜市長就任、13年から2期目

オレンジ色に輝く火星が! 4月14日、2年2カ月ぶりに火星が地球に最接近

ねとらぼ 2014年4月11日

 4月14日、2年2カ月ぶりに火星が地球に最接近! 空の条件が良ければ、オレンジ色の表面に黒っぽい模様や白く輝く北極冠が見られるかもしれない。
 火星の模様を観察するためには、口径がなるべく大きい天体望遠鏡が必要。家に天体望遠鏡がない人は、公開天文台や観望会に参加するといいだろう。また、火星の位置が分かるアプリ「星座表」などをダウンロードしておくと、便利だ。また、4月11日の午後8時からは、ニコニコ生放送でも最接近する火星の様子を生中継予定。外で見るのが難しい方やあらかじめ予習しておきたい方はこちらも併せてどうぞ。
 ちなみに、天体情報などを扱うアストロアーツによれば「火星が地球に最接近する期間が2年2カ月なのは、火星が太陽の周りを1周する間に地球は約2周しているため。この公転周期の違いから、2つの惑星は2年2カ月ごとに隣り合わせとなる」とのこと。
 今回は2012年3月に見られた1億78万キロメートルより近く、最近接距離は9239万キロメートル。2018年7月31日の大接近(5800万キロメートル)も待ち遠しい。

担任、息子の入学式へ…県立高校教諭勤務先を欠席、教育長が異例の注意

埼玉新聞 2014年4月11日

 県西部の県立高校で50代の女性教諭が長男が通う別の高校の入学式に出席するため、担任を務める1年生の入学式(8日)を欠席していたことが分かった。新入生の保護者らは「今の教員は教え子より息子の入学式が大切なのか」と困惑している。
 県教育局によると、県内の県立高校では、ほかに男女3人の担任教諭が子息の入学式出席を理由に休暇届を提出し、勤務先の入学式を欠席した。
 関根郁夫県教育長は11日に開いた県立高校の校長会で「担任がいないことに気付いた新入生や保護者から心配、不安の声が上がった」と、この事実を報告した上で「生徒が安心して高校生活をスタートできる体制づくりと心配りに努めてほしい」と異例の“注意”を促した。
 関係者によると、入学式の担任紹介の中で校長が女性教諭の欠席理由を説明。女性教諭は「入学式という大切な日に担任として皆さんに会うことができないことをおわびします」という文章を事前に作成し、当日、別の教諭が生徒らに配ったという。
 来賓として入学式に出席した江野幸一県議(刷新の会)は「担任の自覚、教師の倫理観が欠如している。欠席理由を聞いた新入生たちの気持ちを考えないのか。校長の管理責任も問われる」と憤慨。
 県教育局は「教員としての優先順位を考え行動するよう指導する」としている。