「解体してみたかった」同級生殺害 腹部も切り開かれていた…

Sponichi Annex 2014年7月29日

長崎県佐世保市のマンションで市内の高校1年松尾愛和(あいわ)さん(15)が遺体で見つかった事件で、殺人容疑で逮捕されたこの部屋に住む同級生の女子生徒(16)が「人を殺してみたかった」「遺体を解体してみたかった」という趣旨の供述をしていることが28日、分かった。遺体は首と左手首が切断されていた以外に、腹部が大きく切り開かれていたことも判明。松尾さんの通夜はこの日、市内で営まれた。
松尾さんの遺体は女子生徒の部屋のベッドに仰向けに寝かされ、首と左手首が切断されていたほか、腹部が大きく切り開かれていたことが判明。女子生徒は取り調べに、「人を殺してみたかった」「遺体を解体してみたかった」という趣旨の供述もしているという。
遺体のそばからハンマーやのこぎりが押収され、女子生徒は「自分で買った」と供述。県警は頭を殴り、遺体を切断するために事前に準備したとみて、市内のホームセンターに購入履歴を問い合わせるなどし入手経路など裏付けを進めている。また、女子生徒は自宅マンション前で発見された当時、服に血痕などはなく、県警は着替えたとみている。司法解剖の結果、死因は窒息死だった。
女子生徒はこれまでの取り調べに「全て自分一人でやった」と殺害を全面的に認め、さらに殺害に至った経緯を話し始めている。殺害前の松尾さんとの状況については「一緒に市内で買い物をした」と供述している。
県警は、松尾さんを狙った理由や、防犯カメラの映像や女子生徒のスマートフォンの記録を解析して事件前後の足取りを調べるとともに、女子生徒の殺害当時の心理状態を解明するため、精神鑑定を求めることも検討している。反省の言葉は出ていないという。
女子生徒の知人らによると、実母が昨秋に亡くなり、父親はその後、再婚。女子生徒は海外留学予定で、4月からマンションで1人暮らしを始めた。知人は「新しいお母さんになじめなかったようだ。家にいづらくなり、1人暮らしを始めたと思う」と話した。小学生時代から父と実母の影響でスポーツに打ち込み、好成績を残す一方、小学校の給食に異物を混ぜる問題行動を起こしたという。県警によると、小動物を解剖したこともあった。女子生徒はこの日、16歳の誕生日を迎えた。
友人だった2人の間に何が起こったのか。県警は今後、2人が通っていた佐世保市の高校の教職員や生徒らから事情を聴くなどし、動機を含めた事件の解明を急ぐ。

通知表を見て唖然! 1学期の成績を挽回させる夏休みの勉強法

マイナビニュースReuters 2014年7月28日

【ママからのご相談】
小学1年生の男の子がいるママです。1学期の通知表を見て、予想以上に評価が悪く、愕然としました。夏休みのうちに毎日勉強させて、2学期に備えた方が良いのでしょうか。

A. 夏休みこそ、学習習慣を身に付けるチャンス!
ご相談ありがとうございます。フリーライターのmikiです。
真新しいランドセルを背負って、小学校の門をくぐったと思ったら、あっという間に1学期も終わり、夏休みに入りました。初めての通知表に「よくできた!」「なぜこんな評価に……」と一喜一憂してしまう気持ちも分かります。
しかし、わずか3か月強での評価です。小学校は6年間あるわけですから、焦らずに構えていてもいいのではないかなと思います。ただ、“夏休みのうちに”というご相談者様の熱意も分かります。
そこで、夏休みの学習について、これまでの塾での経験をもとにお話をします。

スタートダッシュで息切れ要注意!
夏休みに入り、学校と同じように朝から勉強するとなると、お子さんの学習意欲が失せてしまう可能性があります。
まずは、お子さんと話し合って夏休みの学習計画を立てましょう。おすすめしたいのが、早朝、午前中の比較的涼しい時間です。早寝早起きにもなりますし、午前中に勉強することで、午後はゆっくりと思い思いの時間を過ごすことができると思います。
短時間で集中するためにも、休憩を取りながら1時間以内で1教科を終えるようにしたいですね。

時にはご褒美も
塾で小学生を指導していた時、学習意欲の高い子どもたちに、「どうして勉強を頑張っているの?」と質問したことがあります。
「大きくなったら○○になりたいから」といった意見はごくわずかでした。ほとんどの子どもが、『旅行に連れて行ってもらいたいから、好きなサッカーをしたいから』といった意見でした。子どもにとって、“100点を取る”という目標よりも、“100点を取って、旅行や遊園地に連れていってもらう”方が学習意欲につながるのだと感じた一幕でした。
毎日毎日、ご褒美をあげるというのも極端ですが、時には、頑張ったご褒美を用意するというのも、いいのかもしれません。
ご褒美は、子ども心をくすぐるものであるならちょっとしたことでもOK。“明日は30分だけお寝坊、好きなお菓子を1個多めに買う”など、身近なことでもご褒美を考えて、学習習慣につなげていけたら良いですね。でも、一番のご褒美は、お母さんの笑顔と、「よくできたね」と抱きしめてあげることかもしれません。
学習習慣を身に付けることができれば、2学期に入っても継続することができると思います。夏休みこそ、学習習慣を身に付けるチャンスです!

神奈川県横浜市でワンウェイ方式カーシェアリング開始 – 「スマート」使用

マイナビニュース 2014年7月25日

メルセデス・ベンツ日本とオリックス自動車、アマノは9月1日から、横浜市内でワンウェイ(乗り捨て)方式のカーシェアリングサービス「スマート ワンウェイ カーシェアリング」(愛称「smaco」)を開始する。
同サービスは国土交通省通達「いわゆるワンウェイ方式のレンタカー型カーシェアリングの実施に係る取り扱いについて」にもとづき、全国で初めて取り組むもの。横浜市の「横浜・低炭素交通プロモーション」にも選定され、低炭素交通の普及・啓発も行う。
使用する車両はメルセデス・ベンツのマイクロコンパクトカー「スマート」電気自動車で、20台が導入され、アマノグループが管理する横浜市内全8カ所の駐車場を拠点として、オリックス自動車がサービスを提供する。実施期間は2015年3月31日までの7カ月間で、ユーザーの利用状況や要望などを検証する。
ワンウェイ方式のカーシェアリングが普及すれば、通勤や観光などの目的で公共交通機関とカーシェアリングを組み合わせる「パーク&レールライド」の利便性が向上し、不要不急な車の利用を抑えることで、渋滞の緩和やCO2排出量の削減効果が期待できる。目的地近辺での駐車場料金の負担が不要となり、実際の車の利用時間に合わせたカーシェアリング利用料金の支払いも可能となる。
オリックスカーシェアでは、従来から運営しているラウンド方式にワンウェイ方式のサービスを加えることで、利用者の選択肢を広げ、より快適で新しいカーライフスタイルの創出をめざす。メルセデス・ベンツ ジャパンは、都市交通に最適な形をめざして開発された「スマート」電気自動車を提供することでカーシェアリングに参画し、新しいモビリティと電気自動車の可能性を模索する。

米6歳児に3Dプリンターで義手、「木登りしたい」と笑顔

Reuters 2014年7月28日

[オーランド(米フロリダ州) 25日 ロイター] – 米フロリダ州で、生まれつき右手の大半が欠損している6歳の少年のため、3Dプリンターで義手が作られた。義手は、前腕部分と、手の機能をはたす部分から構成されている。

義手を作ったのは、昨年7月に立ち上げられたオンラインの科学者グループ(会員約1300人)。特に子供向けに、3Dプリンターを活用した人工装具の生産方法の変革を目指す。発起人のジョン・スカル氏は、過去1年間に少なくとも50の装具を復元したとしている。
同氏によると、今回義手を装着したアレックス・プリング君の場合、材料費は350ドル、製作期間は8週間だった。アレックス君は「物を開けたり、木登りしたりしたい」と語った。
アレックス君は、同グループが手がけた子供のなかで、装置を操作する手首や肘をもたない初のケースとして注目されるという。義手は、上腕二頭筋の収縮によって操作する。
学生らが義手製作に関わったセントラル・フロリダ大学は声明で、人工装具のコストは最大4万ドルに達するにもかかわらず多くの保険適用外となっており、成長期の子供はコストなどが弊害となってしばしば義手や義足を装着できないと指摘した。今回の設計情報は寄付され、今後も活用が可能という。