紙巻きタバコを常習的に吸い始めたのは、1981年3月頃で、当時は、「マイルドセブン系」を吸っていました。
 2010年代は、メンソール系の紙巻きタバコを吸っており、「ケント・ナノテック・メンソール」が紙巻きタバコ最後の1本となった。

 2016年7月に紙巻きタバコと加熱式たばこを1日5本ずつ計10本を1週間移行期間として行い、加熱式たばこへの完全移行が成功した。
 紙巻きタバコの歴史が35年4ヶ月で終焉を迎えた。
 2016年7月より「iQOS MENTHOL」が始まった。しかし、たばこ税増税の波は、加熱式たばこも例外とはならず、いよいよ1箱500円を超えてきた。

 そこで、ランニングコストを抑えるため、たばこ税とは無縁の「NICOLESS MENTHOL」への移行を考えた。

 紙巻きタバコから加熱式たばこへの移行時と同じように、加熱式たばことNICOLESSを1日5本ずつ計10本を1週間移行期間として行い、2020年3月16日19:00に「iQOS MENTHOL」最後の1本が終えた。
 つまり、加熱式たばこの歴史が3年8ヶ月で急遽、終焉を迎えることになった。
 禁煙する意識は全く無く、単にランニングコストを抑える取り組みであった。
 2020年3月17日、NICOLESSを4本、18日1本、19日1本、20日以降0本となり、NICOLESSはタバコではないので、続けても差し障りはないのであるが、個人の見解ではあるが、とにかく美味しくないのである。
 従って、吸う気になれないのが本音である。
 紙巻きタバコ時代から行っていたことであるが、毎月コンビニでカートン買いを行っていた。「iQOS MENTHOL」は2月にカートン買いをしていた在庫がなくなることで最後の1本となり、3月に「NICOLESS MENTHOL」をカートン買いしている。
 つまり、「NICOLESS MENTHOL」の在庫がなくならない限り、次のタバコを買えないという「マイ・ルール」が発動していることになる。
 ところが、「NICOLESS MENTHOL」が不味くて在庫が減らないので、タバコを補充するという行為がストップしていることになる。それが、予期せぬ禁煙となったのである。
 結果的には、紙巻きタバコと加熱式たばこ合わせて約39年のニコチン依存生活から2020年3月17日より、脱却していることになる。
 では、ニコチン依存は、そんなに簡単に抜けるのか?多分そうではない。まず、加熱式たばことNICOLESSの半々移行期間中より軽い頭痛があり、個人的見解としては、脳が混乱して頭痛を引き起こしているのではと解釈した。その軽い頭痛は、禁煙後大体1週間で収まった。
 タバコは、ニコチン依存だけではなく、行動パターンの常習性も大きく関わっている。例えば、食後の一服は良く聞くパターンで、1日の生活の中で、「○○した後の1服」があり、意外と、この行動パターンの変更の方がストレスが掛かっていると言える。
 実は、紙巻きタバコ時代にメンソール系に切り替えたきっかけは、減煙の為であったが、それが功を奏し、加熱式たばこへの切替がスムーズであった。つまり、「スースー感」による満足を学習させているため、タバコ1服の行動パターンを、「MINTIA」(アサヒグループ食品)を口に放り込むへと変更させた。とりあえず、これは、それなりに効果的である。
 自分の人生において、「タバコを止める」と言う選択肢はなかったが、意に反して禁煙となってしまった。つまり、禁煙は目標達成ではない。目標はあくまでもタバコのランニングコスト削減であり、その目標が達成出来ているのである。
 従って、理想的には、「iQOS MENTHOL」を1日6本で収めれば、1ヶ月、1カートンで済むことになる。最終的には、このレベルに持って行きたいが、場合によっては、このまま、タバコとお別れになるのかも知れない。