厚労省に刃物男 「仕事がない」と相談に訪れる

MSN産経ニュース 2014年1月10日

 10日午後4時50分ごろ、東京都千代田区霞が関の厚生労働省から「刃物を持った男がいる」と110番通報があった。駆けつけた警視庁丸の内署員が同省2階の行政相談室で、刃渡り約15センチの包丁を持っていた男(35)を銃刀法違反容疑で現行犯逮捕した。けが人はいなかった。
 厚労省によると、男は同日午後4時40分ごろに行政相談室を訪れ、「仕事がない」と職員に相談。直後に突然、バックから包丁を取り出し、机に置いたという。職員が包丁を取り上げ、警備室経由で同署に通報した。

遺族基礎年金:父子家庭にも支給 4月から

毎日新聞 2014年01月10日

 政府は10日、支給を母子家庭などに限っていた遺族基礎年金(受給者約10万人)について、4月から父子家庭にも認めるための政令を閣議決定した。厚生労働省は2014年度は2000人の父子への支給を予定し、将来的には約2万人が対象になると見込んでいる。
 遺族基礎年金は従来、家計の支え手を夫と想定し、支給を夫と死別した子のいる妻らに限ってきた。しかし共働き世帯の増加を踏まえ、一昨年の法改正で今年4月から、子を持つ夫(年収850万円未満)にも妻が亡くなれば支給することを決めていた。
 ただ、制度変更を巡り混乱が生じた。厚労省が法改正で「妻も家計の支え手」とする一方、パート主婦ら配偶者の扶養を受ける第3号被保険者(3号、約978万人)は「支え手ではない」とする政令案を作ったことがきっかけだ。
 「3号は世帯の大黒柱ではない」というのが理由だが、3号の人が死亡しても遺族には年金が出ないこの新政令案には強い反発が起きた。3号には約11万人の男性がおり、中にはバリバリ働いてきながら、病気やリストラで一時的に妻の扶養を受けている人もいる。新案ではこうした3号の夫が死亡しても、妻は従来受け取れた遺族基礎年金を受給できなくなるからだ。このため厚労省は政令案から「3号は支え手でない」とする規定を削除し、10日の閣議決定にこぎつけた。【中島和哉】

【ことば】遺族基礎年金
 家計の支え手が死亡した場合、子(原則18歳の年度末まで)のいる妻か子(同)に支給される。子の数に応じて加算され、子1人の妻なら支給額は年間100万2500円(13年10月〜)。他に遺族厚生(共済)年金があり、こちらは子のない妻も受給できる(30歳未満は5年間のみ)。夫にも支給され、妻の死亡時に55歳以上なら60歳から受給できる。

真冬の食中毒に注意!ノロウィルスから子どもを守るための知識

WooRis(ウーリス)2014年01月08日

 毎年冬になると、ノロウィルスの流行が話題になりますよね。とくに11月から翌1月までは、子どもや高齢者を中心に重症化する患者が増える時期になります。
 子どもには手洗いうがいを徹底させ、マスクの着用などで予防を実践している親御さんも多いですが、ノロウィルスは食品からも体内に入ります。食中毒は真夏のイメージがありますが、汚染された食品に含まれているノロウィルスが“真冬の食中毒”を引き起こす危険性もあるのです。
 今回は、子どものノロウィルス感染を防ぐために知っておくべきことをお伝えします。

注意すべき“二枚貝の生食”による感染
 とくにノロウィルスに注意したい食品は、二枚貝です。二枚貝の中でも生のまま食べる機会が多いカキには十分な注意が必要です。ノロウィルスの主な感染経路は、
(1)身近な感染者・保菌者から移される
(2)汚染された水や食品から移される
 というルートが考えられます。汚染された食品については、自然界に存在する食物が、最初から菌を保有しているケースもあります。例えば汚染された生活用水が海に流れ込み、その水で育ったカキが保菌してしまうケースがあるのです。

子どもには十分に加熱したカキを!
 自ら好き好んで生ガキをむさぼり食べるという子どもは多くはないと思いますが、今が旬のカキを食べる機会も出てくるかもしれません。
 ノロウィルスは85℃から90℃で90秒以上加熱すると失活するといわれていますが、ウィルスの数が極端に多い場合もありますし、カキの場合はタンパク質に守られる形で菌が存在しているので、できるだけカキ鍋のように長時間沸騰した状態で煮込んでから食べたほうが安心です。

 以上、冬場の子どものノロウィルス感染を防ぐために知っておくべきことをお伝えしましたが、いかがでしたか?
 ちなみに自宅でカキを調理する場合は、調理器具を他の食品と変えるなどして、感染のリスクを軽減してくださいね!

6歳長女を全裸でベランダに放置…母親を逮捕

読売新聞 1月13日

 愛知県警中川署は12日、名古屋市中川区の無職女(35)を監禁致傷容疑で逮捕した。  発表によると、女は同日午後2時頃、集合住宅2階の自宅で長女(6)を全裸にし、粘着テープを使って両手を縛ったうえ、口をふさいでベランダに放置。カギを閉めて約3時間監禁し、左手首から出血するなどのけがを負わせた疑い。  同じ集合住宅に住む女性が同署に通報し、駆けつけた署員が長女を保護した。当時、女は次女と外出中で、帰宅した際に事情聴取した。女は容疑を認め、しつけの一環としてやったと説明しているという。  児童相談所や同署が虐待が疑われる家庭として訪問したことはなかったという。

児童買春容疑で教諭逮捕=小学女児、出会い系で―富山県警

時事通信 1月11日

 小学校高学年の女子児童に現金を渡し、わいせつな行為をしたとして、富山中央署は11日、児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で、富山市立八尾中学教諭の寺尾真人容疑者(29)=同市八尾町福島=を逮捕した。容疑を認めているという。  逮捕容疑は昨年8月26日、富山市内のホテルで、18歳未満と知りながら児童に現金3万円を渡し、わいせつな行為をした疑い。  同署によると、寺尾容疑者は出会い系サイトで児童と知り合ったという。児童の関係者が9月上旬、同署に相談した。