明日、ママがいない 批評まとめ

 

 まず、第2話は、ドラマの質が、午後10時台放映の内容と言うより、午後7時台、午後8時台放映の内容になっているため、午後10時台にドラマを観る人にとっては違和感を感じるのではないだろうか。
 従って、予約録画する人はいるとしても、リアルタイムにドラマを観る人は、減少していくことでしょう。実際、関東方面は、視聴率が下がっています。
 さて、第3話の視聴率は、どうなるのでしょうね。話題性は、あったとしても、午後10時台のドラマを観ている視聴者の年代には対応していない気がします。つまり、自然の流れで視聴率は下がるのではないかと推測します。
 いよいよ、放送が始まります。

ドラマ内容チェック

・里親さんの情報を、まだ、子どもたちの前で公開している。
・施設長さんのキャラクターを柔らかくしている。杖のつきかたがソフトになっているなど。
・学校のお友達の台詞を通して、コガモの家の子どもたちを肯定的に伝えようとしている。
・家政婦のミタムラなど、ドラマにコミカル風味を出している。施設長さんまでコミカル風味になっている。
・双子のハンとリュウは、カメラアングルに殆ど入らない。何か、思惑があるのか気になるところ。
・子どもの年代には通じない施設長の暴言は、継続している。
・子どもを酒席の場で手伝わせている設定は、児童福祉法違反。番組構成上、本当に必要なのか。
・里親さん本人が不在の里親宅に子どもが泊まることはありえない。
・施設長が、他の子どもの個人情報を話す場面があるが、守秘義務違反である。
・児童相談所の児童福祉司が、第3話では、正しいことを言っている。
・夕食のカレーライス、食べっぱなしで、下膳していない状況。職員さんが、全て片付けるの。

 結局、ニュースステーションを見ないで、このドラマを観ているが、話題性がなかったら、迷わずニュースステーションを観ているでしょうね。
 ドラマ内容の視聴者層は、明らかに午後10時台ではないでしょう。これで、第9話まで徐々に視聴率は下降していくのではないかと推測します。
 ドラマ内容としては、つっこみどころが減少しており、デフォルメ的要素も派手さが軽減し、第2話批評と同様、普通の若い世代向けのドラマです。
 繰り返し、述べますが、ホームページのイントロダクションの文言と、第1話については、誤りを認め、訂正及び謝罪すべきだとの見解は変わりません。
 「番組を最後まで観てください」の意味は、私の批評が、回を追う毎につまらなくなってきていることでも表れていますが、第1話の宣伝効果的演出を薄めていく効果が見込まれるからでしょうね。